27.【グラフィックツール応用】自由変形ツール
背景画像に使えるようなパースのついた建物を描くテクニックだよ。
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1.
ステージにビルの壁面を描こう。
出来上がったら[修正/オブジェクトを結合/結合]で1つの描画オブジェクトにしておく。
残念ながらシンボルは歪曲・エンベローブ変形はできないんだ。
2.
壁面をコピーして、コピーした壁面の色を変えよう。
作例の壁面は、「シェイプ」が「線」で囲まれている。
これをバケツツールで1つづつクリックして塗り直す作業はとっても面倒だね。
線で区切られていても「シェイプ」が隣同士が連なっていればドラッグで塗り替えられるんだ。
3.
変形させるオブジェクトはあらかじめバックアップをとっておくといいよ。
(著者なごみはシンボル化してから[修正/分解]して変形させているよ)
描画オブジェクトは一旦変形させてもダブルクリックして中に入ったり、
オブジェクトをコピーしたりすると戻せなくなるんだ。
4.
5.
もう片方の壁面も変形させて完成。
6.
文字も分解して描画オブジェクト化すれば同じように変形できるよ。
ピカピカの大理石の床だよ。
まず格子模様のパーツを作る。ちゃんとバックアップをとるのを忘れないようにね。
サイズを調整しつつ敷き詰める。この状態もバックアップをとっておこう。
ビル壁面の変形と同じようにパースをつけよう。
タイルを変形させただけだと艶がなくて大理石の感じがしないから 影のグラデーション、光のグラデーションを乗せるよ。 これだけでぐんと大理石に見える。
26.【グラフィックツール】線を塗りに変換
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線を塗りに変換にしてみよう。
線を選択した状態で[修正/シェイプ/線を塗りに変換]する。 線が塗りに変換されるよ。 見た目は似てるけどプロパティのカラーチップが線から塗りに変化してるよ。
選択状態を解除して、縁を選択ツールで動かしてみよう。
こんな時に使える。
このイラストのアウトラインは全て線ツールで描いた後【線を塗りに変換】して
強弱をつけているよ。
このイラストの枝や幹は[線を塗りに変換]を使って描かれているよ。
youtu.be 参考にしてみてね。
25.【グラフィックツール】グラデーション
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グラデーションツール
グラデーション塗りにしてみよう。
グラデーションマーカーをクリックすると現れるパレットから、
もしくはスライダーからでも変更できるよ。グラデーションスライダーの下をクリックすると
マーカーを増やすこともできるよ。(最大15色まで)
[塗りの変形ツール]でグラデーションを変形させてみよう
[塗りの変形ツール]は[自由毛変形ツール]を長押しするとでてくるよ。
ステージ上のグラデーションの塗りをクリックすると、動画のように枠やハンドルが表示され
ドラッグするとグラデーションの角度や位置や幅を変えられると。
△や中心の○をダブルクリックすると塗りの変形をリセットできるよ。
オーバーフローとは?
グラデーションの範囲外の表示設定だよ。
「拡張」は端の色がそのまま延長される。
「反映」は並びを反転して表示される。
「繰り返し」はその名の通りグラデーションが繰り返される。
24.【グラフィックツール】スポイト
1.ツールボックスのスポイト
クリックした先の設定(色・塗り・フォントの種類など)を抽出する。
2.カラーチップをクリックすると出てくるスポイト
画面内の全ての場所から色を抽出する。
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スポイトツール
1.ツールボックスのスポイトツール
クリックしたところの設定(色、塗りの種類、線幅・線の種類、フォントの種類など)を抽出できるよ。
スポイトのカーソルの形によってどこを抽出しようとしているかが確認できるよ。
クリックした部分がインスタンスやグループの場合は何も抽出できない。
2.カラーチップをクリックすると出てくるスポイト
画面上の全ての色を拾えるよ。
色を拾うのをキャンセルしたい場合はパレットのチップかグレーの部分をクリック
。
23.【グラフィックツール応用】塗り分け
シェイプの線は塗りの上に描画されて、塗りを分割するよね。
22.選択ツールはダブルクリックで同じ色、太さ、線種の線のシェイプをすべて選択できるよね。
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シェイプの選択を応用した塗り
22.【グラフィックツール】矢印・なげなわツール
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選択
基本中の基本。クリックして選択。
ちなみにほかのツールを使っているときもcommandキーを押せば
一時的に選択ツールになるよ。
ドラッグして選択
なにもないところからドラッグして選択ができるよ。
描画オブジェクトやシンボルは一部でもその範囲に入れば選択される。
+shiftで複数を選択
shiftを押しながら選択すると、任意に選べるよ。
解除したい場合はもう一度shift+クリックしよう。
シェイプを選択
シェイプの塗りをダブルクリックすると、その周りの線も選択されるよ。
シェイプの線をダブルクリックすると、その線と一続きになっている
同じ色、太さ、線種の線がすべて選択できるんだ。
なげなわツールで選択
なげなわツールボタンを長押しするとモードが選べるよ。
・なげなわツール
なげなわツールはシェイプに使うことが多いよ。
シェイプをフリーハンドで好きな形に選択できるんだ。
・多角形ツール
クリックした点で結んだ多角形で選択するよ。ダブルクリックで選択を決定できる。
・自動選択ツール
分解したビットマップグラフィックから同一または類似の色を選択するよ。
選択したものをコピー
選択したものは[編集]からコピー、コピー&ペースト、ペーストができる。
削除はdeleteキーだよ。
コピーしたいものを選択してoption+ドラッグしてもコピーできるよ。
移動
選択したものはカーソルキーで1ピクセルづつ移動できるよ。
カーソルキー+shiftキーだと10ピクセルづつ移動するよ。
シェイプの線端・交点を移動させる
ツールバーにある[オブジェクト吸着ボタン]をオンにするとスナップするからおすすめだよ。
ポイントのない辺の部分を変形させる
角を作る
21.【グラフィックツール】図形ツール
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図形ツール
[楕円ツール]と[矩形ツール]の基本
楕円・矩形ツール、どちらもドラッグして描くよ。
普通にドラッグすると書き始めた点から描画され、
ドラッグ+optionキーだと始点が中心となり描画されるよ。
さらに+shiftキーで正円・正方形が描けるよ。
[楕円ツール]オプション
数値を変更すればドーナツみたいな真ん中に穴の空いた円形や扇型も簡単に描けるよ。
[矩形ツール]オプション
[矩形ツール]を選択してプロパティ画面の[矩形オプション]の数値を変えると角が丸の四角形が描ける。
ドラッグした状態のままキーボードの上下矢印キーを押すと丸みの調整ができちゃうよ。
option+クリックするとダイアログが表示され、入力した数字の四角形が作れる。
[プリミティブ楕円ツール][プリミティブ矩形ツール]
[矩形ツール]・[楕円ツール]をそれぞれ長押しすると現れる。
[プリミティブツール]は図形を描画した後でも形を調整できるよ。
描かれた図形は描画モードのような状態で描画される。
ダブルクリックで中に入ると普通の描画オブジェクトになって形が変更できなくなるから注意してね。
[多角形ツール]の基本
星形・多角形を選ぶには。[プロパティ/ツールの設定/オプション]の[スタイル:]からどちらか選べる。
辺の数・星のポイント数を調整して形を作ろう。