17.【グラフィックツール】線に関するツール
Animate CC はイラストを描くのも便利なんだよ。
ボクたちの出演しているスマホゲーム「ふしぎな生き物ふにゃもらけ 」も
全て Animate CC で作画されているんだよ。
(全部Animate CC で描いてます。)
illustrator じゃないのにゃね〜。
2.お絵描き機能の特徴 - 初心者のためのAdobe Animateブログで説明したように
Animate CC の描画は「線」と「塗り」の2種類の概念があるんだよ。
そしてこれらを「シェイプ」と言うんだ。
鉛筆ツールで描くと「線」で、ブラシツールで描くと「塗り」ふにゃね!
フフフ…よく覚えていたね。
今回は「線」に関するツール[線][鉛筆][ペイントブラシ][インクボトル]を解説するよ。
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線の特徴
この2つのシェイプは線と塗り、どちらだと思うかい?
2つの線ふにゃね。
フフフ…。
一見すると線に見えるけど実は「線」と「塗り」なんだ。
レイヤーをアウトライン表示にしてみるとこうなるよ。
上は[鉛筆ツール]、下は[ブラシツール]で描いたんだ。
見た目は同じだけど「線」は軸で、「塗り」は輪郭線で定義されているのがわかるね。
選択ツールでシェイプを触ると違いがわかる。
シェイプの線は交わったところで分割ができ、新しいポイントが出来るので 選択ツールで移動することができる。
線を交わらせたくない時は線ツールを選択した状態で「オブジェクトの描画」ボタンをオンにして描画する。
鉛筆ツールの設定
鉛筆ツールを選択するとオプション設定が選べる。
(上)ストレート…フリーハンドで描いた線を直線や円弧に調整してくれる。
(中)スムーズ …フリーハンドの線を少し補正してくれる。
(下)インク …ほぼフリーハンドのままの線で描かれる。
「スムーズ」はプロパティのスムージングで補正のかかり具合を調整できる。
インクボトルツール
塗りの面をクリックすると縁に線を作る。
塗りの際(輪郭)をクリックするとシェイプの点と点の間だけに線を作る。
線をクリックすると設定を変更できる。
線の設定プロパティ
1.線のサイズ
スライダーでも数字でも太さを変更できる。
2.スタイル
デフォルトで点線・破線・ラフな線などが用意されている。
3.線のスタイルを編集
選択したスタイルをカスタマイズできる。
4.線幅
入り抜きペンのように線の幅が変わっていく線になる。
5.ペイントブラシツール
ほぼ線のスタイルと同じ。 ブラシライブラリのパネルから選択して使おう。 illustratorみたいにチョークのような質感のものや矢印もある。